糖尿人になり、血糖値を下げるため糖質制限を始める前は缶ビール350ml 6本が限度だった。

(これって多いのか少ないのか、酒飲みの方l誰かおせーて)

仕事が休みの日、まだ日の高いうちから飲んでも6本飲み終えると、ストッパーがかかったようにそれ以上飲めなくなった。

それでも無理に飲むと翌日必ず二日酔いをした。

早い時間から親しい仲間と飲み会などがあると、次の朝一回くらいもどすのは覚悟のうえで飲んだ。(だから、限度より飲むなっつーの!)

 

それがである。

 

炭水化物を取らなくなったらストッパーがはずれてしまったのである。

7本目が入るのである。

いや、7本どころか8本、時には9本と体に吸い込まれていくのだ。

当初7本目を空けて、今日はいやに吸い込みがいいなと不思議に思った翌日、

完全に二日酔いだと恐る恐る布団から這い出してみたのだが、気持ち悪くないのである。

よく、睡眠が足りない時など現役酔っ払い状態のまま起きて、なあんだ、だいじょぶ、だいじょぶ、と外を歩いていたら、

いきなり噴出しそうになり、もつれる足でトイレを探して走りまわったことがあるけど、今回はほんとになんともないのである。

ん?これは、と研究意欲に燃えた僕は自分の体で臨床試験を行うべく、それから無理をして「試験的」に6本以上、

我慢して「試飲」しているのだが、残念で悲しいことに、だ、い、じょ、ぶ、なのだ。

(臨床試験を熱心にやりすぎて一晩に10本以上飲んだ時はさすがに気持ち悪くなったけど)

結論として、炭水化物を制限したことによって酒が以前より飲めるようになってしまったのだ。

そしてそれを裏付けるように、その後の健康診断の血液検査では血糖値が下がったのは言うまでもなく、

肝臓の機能を表すγGTが200から正常値(しかも低い)35!まで落ちたのである。

検査結果を見たときは目が点になった。

だって、酒を前より多量に飲んで肝機能が正常になるなんて普通考えられないでしょ。

主治医の先生も「あれ、吉原さんお酒控えているんですね、えらいな」だって。

(ネットで調べたら糖質制限で酒が強くなった、って記事が一つだけ見つかったけど、

これってあんまりポピュラーなケースじゃないのかな)

ちょっと不思議になって、これもまたネットで調べたら、あのフォアグラ(ガチョウの肥大した肝臓、

つまり脂肪肝)を作るときのガチョウのエサは大量の炭水化物(糖質)なのだそうだ。

大量の糖質が脂肪肝を作るとなると、自分なりに考えて、糖質を制限したことで僕のそれまでの脂肪肝が治り、

肝臓の機能が回復して、アルコールの分解機能も改善したということではなかろうか。

 

というわけでここんとこ調子づいてがばがば飲んでたら、思わぬ落とし穴があった。

もう何年も出てなかった痛風の発作が出てしまったのだ。

しかも足だけじゃなくて、なんと肩にも出てしまった。

炭水化物を取らない分、焼き鳥とかもつとか(つまみばっか)プリン体の多いものを摂取する機会が多くなったので

発作が出て当然といえば当然なのだが、体調がよくなっていたので(二日酔いしなくなっただけだけど)油断していた。

今回、尿酸が肩に回った(たぶん)分、足の方は本格的な発作には至らなかったけど、肩が大変だった。

五十肩の時もまったく腕が上がらなかったけど、それよりひどくて、ちょっとでも動かすと激痛がはしる。

前回の痛風発作のときはひざだったから、いっきに上まで攻めのぼってきた感じ。

でもひょっとして六十肩ってあんのかな。もしそうなら少し安心なんだけど。

 

人によると、痛風発作はひどくなると体のあらゆるところに出るようになるっていうから、

もし手とか指に出たら大変だ。あの痛さを知ってる人はわかると思うけど、ギターどころじゃない。

箸もピックも持てない。ていうか読んで字のごとく、ほんとに風が吹いただけで痛い。(ような気がする)

 

結局、肩の痛みも足に遅れること二日ほどで収まったけど、やはり飲みすぎはいかんな、とこの時だけは猛反省。

実は血液検査でいろんな数値が改善した糖質制限を過信して、ここ一年あまり痛風の薬もやめていたのだ。

そのうえ前回の血液検査では尿酸値9.3だったから、いつ発作が出てもおかしくはなかったのよね。

しかし、痛風は痛みさえおさまればまったく普通に戻ってしまうので、のど元過ぎた今は、

ここんとこの気持ち良い秋風に吹かれて、懲りもせずに糖質0ビールをがばがば飲んでいるワタクシ。

 

現在痛風薬を再開しようか思案中なのであります。(ビールをやめろよ!)